東京五輪・パラリンピックの1年程度の延期が決定した。6月に岩手県内を走るはずだった聖火リレーも見送りに。準備を進めてきた関係者は戸惑いを隠さないが、中止ではないことへの安堵(あんど)の声も上がった。

 カヌーの男子カヤックフォア500メートル日本代表の水本圭治選手(31)は矢巾町出身。合宿先の石川県で五輪延期のニュースを耳にした。「中止でないことにほっとしている」。調整期間が大きく変わることになるが、「大会は全種目の全選手が出場できる状態で開くべきだ。準備の時間が増えたので、さらに上の目標をめざす」と前向きにとらえる。

 田瀬湖が日本ボート協会の認定コースになっている花巻市。6月から日本とベルギーの両代表が最終強化キャンプのため、田瀬湖入りする予定だった。担当者は「ボート協会やベルギー側からまだ連絡がないので対応はこれから」と困惑の表情をみせる。