新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、1年程度の延期が決まった東京五輪・パラリンピック。決定から一夜明けた25日、代表に内定していた鹿児島ゆかりの選手の関係者からは、選手を気遣い、励ます声が相次いだ。

 「残念……。何と声をかけてあげたらいいのか」。鹿児島商業高(鹿児島市)ヨット部の上村洋介顧問(44)は、セーリング男子470級代表に内定している部OBの外薗潤平選手=日置市出身=を思いやる。昨年9月には同校で激励会を開いた。眞田俊(たかし)校長は「最後まであきらめない『鹿商魂』を発揮し、本番に向けて体調を整えてほしい」と述べた。

 柔道女子78キロ級の代表に内定した浜田尚里選手=霧島市出身=は鹿児島南高(鹿児島市)卒。在学中に指導した国分中央高(霧島市)の吉村智之教諭(44)は「準備期間が取れると考えてほしい」と話し、鹿児島南高の鹿倉貢校長も「ケガに注意して、モチベーションを保って」と語った。