日本男子プロゴルフツアー通算17勝の石川遼(28)=カシオ=は25日、都内で日本ツアー機構の定時社員総会に出席。スーツ姿で約1年の開催延期が決まった東京五輪に向け、変わらぬ出場意欲を語った。

 石川は世界ランク97位で日本男子では同22位の松山英樹(28)、同41位の今平周吾(27)に続く3番手だ。予定通り、今夏の開催ならば6月末の世界ランクを基に各国代表選手が決まるはずだった。代表選考方法については今後、五輪競技を管轄する国際ゴルフ連盟が変更するかどうかを決めて発表するとみられる。「世界のスポーツの祭典なので、延期の判断は仕方ないと思います。僕の厳しい状況も変わらないですが、出たい気持ちも変わらないです」と複雑な胸中を明かした。

 日本ゴルフツアー選手会副会長でもある石川は25日、新型コロナウイルス感染拡大の影響で国内開幕戦の東建ホームメイトカップ(4月16日開幕・三重)の開催も危ぶまれる中、「まだ試合をやる時ではないのかなと思う」と私見を披露した。日本男子ツアーの約4割は外国籍選手が占めており「日本ツアーはインターナショナルツアー。外国選手のツアーへの貢献も考えて(開催時期を)判断してほしいですね。入国制限が設けられている状況の中、やるのは個人的には支持しない」と語った。また、選手間で4月までにSNS上で新たな企画の導入を考えていることも明かした。