世界的に感染拡大が続く新型コロナウイルスの影響で、今夏の東京五輪の開催が危ぶまれている。今月26日から福島県で始まる予定の聖火リレーは、ランナーによるリレーを見送る方針が固まった。県内の聖火ランナーや事前合宿の関係者はどう受け止めたのか。

 「聖火ランナーとして恩返ししたかった」。故郷の五城目町のランナーに内定した会社員高沢博彦さん(67)=茨城県牛久市=は残念がる。「18歳で東京に出た後も、人生の基盤を作ってくれたふるさとにはずっと感謝の思いがあった」

 一方で、現在の新型コロナの感染状況を踏まえると「安心、安全が優先。夏の開催は厳しいと思う」と理解を示す。その上で「頑張っているアスリートのためにも中止ではなく延期でいいので、元の形で開催してほしい」と訴えた。