世界各国での新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、国際オリンピック委員会(IOC)が23日、東京五輪の延期検討を表明した。札幌では猛暑対策として昨年11月に移転開催が決まったマラソン・競歩と、サッカーの予選が行われる。開催準備だけでなく、聖火リレーや事前合宿はどうなるのか。道内の関係者からは戸惑いの声が聞かれた。

 札幌市の秋元克広市長は同日、報道陣の取材に対し、五輪延期の可能性について「準備を今までどおり進めていいのか、確認しながらやっていかないといけない」と述べた。

 雪解けの時期を迎え、市はマラソン・競歩のコースの本格的な準備に着手する。すでに市担当分の11・4キロの道路補修契約を終え、4月上旬には開始予定だ。市道路維持課は「今のところ大会組織委員会などの指示はないが、情報を収集しながら様々なことを検討している」と話す。