大相撲春場所(大阪・エディオンアリーナ大阪)の千秋楽が22日にあり、上松町出身で西前頭3枚目の御嶽海は、西前頭5枚目の阿武咲に押し出しで敗れ、10勝5敗の成績で今場所を終えた。勝ち越しは、幕内優勝した昨年9月場所以来3場所ぶり。三役復帰の可能性もあり、再び大関獲りを目指すことになる。

 今場所は持ち前の押し相撲を生かし、初日から6連勝と勢いに乗った。白鵬、鶴竜の両横綱などに敗れたものの、大関や三役力士など上位勢を破り、白星を積み重ねた。

 新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、無観客という異例の形になった今場所。毎場所応援に駆けつけていた御嶽海後援会(事務局・木曽町)も取りやめ、家庭などでのテレビやラジオでの応援となった。

 後援会事務局長代理を務める安藤均・県相撲連盟副理事長(61)は「終盤あと1、2勝欲しかったが、自分の相撲を取りきったと思う。県民にも力を与えてくれた」と話した。(佐藤靖)