今夏の東京五輪で初めて実施される空手で、茨城県古河市出身の染谷真有美選手(26)が女子組手61キロ級の代表に内定した。染谷選手は取材に「自分の取り組みが積み重なった結果。メダルをめざして練習を続けていく」と意気込んだ。

 全日本空手道連盟によると、新型コロナウイルスの影響で16日、4月にスペイン・マドリードで開催予定だった国際大会の中止が決定。同日時点の世界ランキングで日本人トップだった染谷選手が内定し、代表選手8人が出そろった。

 今月13日からモロッコで開催予定だった国際大会の中止が決まって以来、選考に関わる大会の開催予定が不透明な状態が続いた。染谷選手は「先がわからない状態だったけど、いつでも戦えるように準備をしていた」と話す。

 幼い頃から、昨年国体で優勝した兄の隆嘉さん(30)、世界王者にも輝いた姉の香予さん(28)と共に空手に打ち込んできた。ほぼ同じ身長、体重の姉は、姉妹での東京五輪出場を果たすために階級を一つ上げ、共に内定をめざしてきたが、惜しくも内定を逃した。染谷選手は「姉のおかげでここまでがんばれた。彼女のためにも優勝したい」と語った。(林将生)