陸上の1600メートルリレーでアジア1位となり、世界選手権にも出場した柏崎市出身のランナーがいる。駿河台大学(埼玉県)4年の若林康太選手(22)。高校まで目立った実績はなかったが、ここ数年で飛躍的に実力をつけ、東京五輪の有力候補に成長した。

 陸上を始めた中学の頃から持久力や我慢強さが持ち味で、400メートルを主戦場としてきた。だが、中学では全国大会には出場できず、3年時の最後の県大会では決勝進出も逃した。スポーツ推薦の声はかからず、地元の新潟産業大学付属高校に進学した。

 それでも、現在まで同校陸上部の顧問を務める小林要教諭(48)は将来性を感じていたという。「走りに伸びがあってあきらめない姿勢や練習にひたむきに取り組む姿が印象的だった」と振り返る。