五輪の開会式旗手は男女ペアで――。今夏の東京五輪から開会式で各国・地域選手団が入場行進するときの旗手は男女のペアが務め、1本の旗を2人で持つことになりそうだ。国際オリンピック委員会(IOC)が4日にスイス・ローザンヌで開いた理事会で決めた。男女平等を重んじ、1人が務めていた慣例を改めてペアでの行進をすべての選手団に促していく。

 日本は最近の大会では2016年リオデジャネイロ夏季大会で陸上男子の右代啓祐、18年平昌冬季大会ではノルディックスキー・ジャンプ男子の葛西紀明が栄えある大役を務めていた。14年ソチ冬季大会ではカーリング女子の小笠原歩、12年ロンドン夏季大会ではレスリング女子の吉田沙保里だった。

 また、東京五輪から、参加する全ての国・地域の選手団に対し、男子のみ、女子のみではなく少なくとも男女1選手ずつの出場を奨励する方針も決めた。出場資格を満たす選手がいない場合、各競技の国際連盟の招待枠で実現をめざす。