大阪府寝屋川市は2月28日、市出身で、1月の大相撲初場所で現役を引退した元大関豪栄道の武隈(たけくま)親方(33)に初の市民栄誉賞を贈った。今後の活躍を祈り、市民らから集めた約200のメッセージをまとめた冊子や記念品も贈られた。

 豪栄道は2005年の初場所で初土俵。14年名古屋場所後に大関に昇進し、16年秋場所は全勝で初優勝した。カド番で迎えた今年の初場所で負け越し、引退した。授与式で広瀬慶輔市長は「戦う姿勢は特に若い世代に勇気を与えてくれた」とねぎらった。地元の農業協同組合や商業団体連合会から、米60キロやカッターシャツの仕立券も贈られた。

 武隈親方は「(寝屋川は)生まれ育った街。ここでかけられる言葉には特別なものがあり、現役時代力になった。これからは我慢強い力士を育てたい。横綱を育てられたら最高」と抱負を語った。(森下裕介)