スポーツ仲裁裁判所(CAS)は28日、中国出身で2012年ロンドン、16年リオデジャネイロ五輪の競泳男子自由形で計三つの金メダルを持つ孫楊(28)がドーピング検査を妨害したと結論づけ、違反による8年間の資格停止処分を発表した。28年まで適用される。過去の成績は無効にはならず、維持される。

 孫は昨年11月、スイスのモントルーであった公開聴聞会で無実を訴えていた。米メディアなどによると、裁定を不服とし、スイス連邦裁判所に訴える構えも見せている。ただ、CASはスポーツの最高裁という位置づけで覆る可能性は低い。東京五輪への参加は絶望的となった。