昨年11月の第9回神戸マラソン(県、神戸市など主催、朝日新聞社など共催)で、ランナーたちから寄せられたトレーニングシャツなどの衣類が途上国に寄贈される。25日、きれいに洗濯された衣類約530着が、神戸マラソン実行委員会事務局に手渡された。

 会場でランナーから寄せられた衣類を、神戸市の「白星社クリーニング」が無償で洗濯した。今後、NPO法人「日本救援衣料センター」を通じて、アジアやアフリカの途上国へ贈られる。

 神戸マラソンは、阪神・淡路大震災の経験から被災地などを支援する大会として、ランナーに募金や衣類の提供を呼びかけ、国内外の被災地や途上国に寄贈する活動を続けている。前回大会で集めた約570着はカンボジアに贈られた。

 白星社の石井大社長(44)は「(衣類を)役立てて欲しいというランナーの思いをできる限りきれいな形で引き継ぎたい。受け取った国の人に喜んでもらえたら」と話していた。(滝坪潤一)