東京パラリンピックの開幕まで、25日であと半年。日本は1964年の東京大会から選手の派遣を始め、夏季ではこれまでに114個の金メダルを獲得した。その一人が、東京都東大和市役所障害福祉課の小川則之課長(59)。84年大会陸上競技の金メダリストだ。2度目の国内開催に、「障害者スポーツの裾野を広げる好機」と期待を寄せる。

 大田区出身の小川さんは、1歳でポリオ(小児まひ)になり、両足が不自由に。物心ついた時から車いすで生活してきた。養護学校でゴロベースを始め、高校では高校野球のマネジャーになるなど、スポーツは身近だったという。

 大学時代に所属した車いすバスケットボールチームの監督に勧められ、陸上競技へ。障害物を避けつつ車いすを操作するスラローム競技などにのめり込んだ。