自在にならない車いすで四苦八苦――。今夏の東京パラリンピックから正式種目となるパラバドミントンを体験する出前授業が20日、鹿児島市のラ・サール学園であった。ラ・サール中2年生約190人が参加し、元日本代表の江上陽子さん(58)らとのラリーを楽しんだ。

 パラバドミントンのことを知ってほしいと、障害者スポーツの支援や普及に取り組むNPO法人スマイルクラブ(千葉県)が主催した。鹿児島では初開催。

 生徒たちは、ルールや車いすの操作などを学んだ後、江上さんらとラリー。バドミントン部の間(あいだ)礼麿(ひろまろ)君(14)は「車いすで動くのは難しかったが、楽しかった。日本代表には(東京で)頑張ってほしい」。

 パラバドミントンは障害の程度に応じて立ってプレーするクラスもあり、国内には約100人の選手がいるという。江上さんは「世界ランキング1、2位の選手も多く、東京パラリンピックでは金メダルも有望。ぜひ応援して」と呼びかけた。(ライター・知覧哲郎)