一昨年J1優勝、昨年4位の強豪、川崎フロンターレとアウェーで戦った22日の今季開幕戦は、0―0で引き分けた。押され気味の内容で、幾多のピンチをしのぎ切っただけに、勝ちに等しい結果といえそうだ。

 U―18からトップチームに昇格したMF本田風智が先発起用されてリーグ戦デビュー。京都から移籍のMF小屋松知哉が再三、得意のドリブルで攻め上るなど、新戦力が躍動した。次節以降に期待がかかる。

 守備陣も負けてはいない。キャンプでは新加入の守田達弥と併用だったGK高丘陽平がファインセーブを連発。神戸から移籍の宮大樹、松本から来たエドゥアルドの両DFも、体を張ったプレーを見せた。エドゥアルドは「簡単にフリーでシュートを打たせないよう意識して守った。まだまだ足りないところがあるので、もっと成長していきたい」と謙虚に語った。

 失点したかに見えた後半4分のプレーは、今季から導入されたビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)により、オフサイドの判定でノーゴールに。昨季までは何度も微妙な判定に泣かされてきただけに、これまた幸先のよいスタートといえよう。(大野博)