新型肺炎の感染者が福岡市で確認されたことを受け、佐賀県内でも21日、イベントの中止や感染防止策など、様々な対応が出てきている。

 鹿島市は、23日に予定していた祐徳ロードレース大会を中止すると発表した。市によると、大会はハーフマラソンや5キロなど5種目で計約1600人の参加が予定されていた。半数以上が県外からの参加で、更衣室となる体育館やスタート地点での混雑などが避けられないという。参加料の払い戻しは今後、検討する。

 また、22日に佐賀市内で予定されていた、天皇陛下の即位を祝う集いとパレードが無期限延期となった。県商工会連合会などでつくる奉祝委員会が発表した。それぞれ1500人と700~1千人の参加者を予定していたという。

 武雄市は、来月21~22日に予定していた「TAKEO アジアンフード&マーケット FESTIVAL」を中止すると発表した。同24日に開催される大規模イベント「アジアベストレストラン50」に合わせて開催することにしていて、約2万人の人出を見込んでいた。すでに約50の業者が出店を申し込んでいたという。小松政市長は記者会見で「市内外から不特定多数の人が集まることなどを踏まえた」と話した。

 県高野連は、来月21日から始まる九州地区高校野球佐賀大会で、出場する選手や監督らが37・5度以上の発熱がある場合、出場を控えるようチームに求めることにした。球場に応援に来る保護者や生徒らに関しても、同様の対応を求める。

 また、唐津市と武雄市は新型コロナウイルスに関する情報連絡室を設置した。