16日に京都市で開かれた京都マラソンでは、記者(39)も初のフルマラソンに挑んだ。完走の目標はもちろんだが、40歳を目前にしたアラフォーとして、科学・医療担当として、「疲労や痛みをいかに抑え、早く回復できるか」を取材し、実践してみた。

 記者の運動習慣といえば、週に1回程度ジムで漫然としているトレーニングだけだ。大会参加歴は、ハーフマラソンに5回ほど、トライアスロン(ショート)には2回出場し、いずれも最後尾グループで完走。大会翌日は筋肉痛で体が思うように動かず、起床後に尻もちをつき、階段を上がれなくなる。

 筋力不足という根本的な問題はすぐに解決できないが、何とかならないものか。立命館大の後藤一成(かずしげ)教授(トレーニング科学)を訪ねた。後藤さんは「『何をするか』だけでなく、『いつ』というタイミングも意識した回復の戦略が必要だ」と話してくれた。