! 1998年長野冬季五輪のスキージャンプ団体で日本の劇的な金メダル獲得を陰で支えたテストジャンパーたちの物語を描いた映画「ヒノマルソウル~舞台裏の英雄たち~」が、6月に劇場公開される。

 各チーム4人の選手が2本ずつジャンプを飛び、合計成績で順位を競う同競技は98年2月17日に行われた。日本は4人全員が1本目を飛び終えた時点で4位につけたが、その後吹雪が強まり中断。競技の再開は、あらかじめ選ばれたテストジャンパーたちが全員無事に飛ぶことができるかどうかにかかっていた。

 テストジャンパーらは無事にジャンプを決め、競技は再開された。日本代表の4人は2本目のジャンプを成功させてトップに立ち、大逆転を決めた。

 作品の主人公で、長野県野沢温泉村出身のジャンパー・西方仁也さんを、俳優の田中圭さんが演じる。西方さんは94年リレハンメル大会で銀メダルに輝きながら、長野大会では代表から漏れ、テストジャンパーになった。実際の競技会場だった白馬ジャンプ競技場では今年1月からロケも行われた。6月19日に、全国の東宝系の劇場で公開される。(大野択生)