! 田んぼに氷を張った福島県川俣町山木屋の「絹の里やまきやスケートリンク」が10日、今季初めて開放され、地元の山木屋中学校の生徒4人と教諭らが初滑りを楽しんだ。

 1984年にオープンした山木屋地区の風物詩だが、暖冬の今年はこれまで全面結氷しなかった。冷え込んだ6日から川俣スケートクラブの会員が水をまき、少しずつ氷を厚くしていった。

 10日朝のリンク周辺の気温は零下11度。同クラブ会長の大内秀一さん(71)は「(氷がなくて)スケートができない初めての年になるとあきらめていたが、やっとゴーサインを出せた」とホッとした様子だった。

 同中学のスケート教室は昨年は時期が合わず、地元リンクを使うのは2年ぶり。3年生の上部星(しょう)さん(15)は「だんだんと感覚を取り戻した。疲れたけれど中学の最後の思い出になった」と話した。(古源盛一)