11日、女子テニス国別対抗戦「フェドカップ」プレーオフの対戦組み合わせが大会公式Twitterで公開され、日本はウクライナと4月に対戦することが決まった。日本は2月7日、8日に予選ラウンドでア…

11日、女子テニス国別対抗戦「フェドカップ」プレーオフの対戦組み合わせが大会公式Twitterで公開され、日本はウクライナと4月に対戦することが決まった。

日本は2月7日、8日に予選ラウンドでアウェーでスペインと対戦。第1試合シングルスで大坂なおみ(日本/日清食品)が大敗した他、シングルスでは1セットも奪えず全敗。ダブルスは勝利し一矢報いたものの、1勝3敗で予選ラウンド敗退となり、プレーオフにまわっていた。

プレーオフでは日本はホームとなり、4月17日、18日にウクライナを迎えうつ。具体的な開催地はまだ未発表だが、ハードコートになると予想される。

ウクライナは2月5日から8日に行われた、ヨーロッパ/アフリカゾーンのグループⅠでブルガリア、クロアチア、エストニアに3連勝を飾りプレーオフに進出していた。その際のウクライナ代表は以下の通り。

エリナ・スビトリーナ(ウクライナ):シングルス 4位/ダブルス 1,215位タイ

デヤナ・イエストレムスカ(ウクライナ):シングルス 26位/ダブルス 87位

Katarina Zavatska(ウクライナ):シングルス 103位/ダブルス 1,364位

レシヤ・ツレンコ(ウクライナ):シングルス 129位/ダブルス 137位

マルタ・コスチュク(ウクライナ):シングルス 168位/ダブルス 709位タイ

※世界ランキングは2月10日時点

プレーオフでは、スビトリーナとイエストレムスカのツートップが出場するかが一つの鍵となる。もし出場した場合、「東京オリンピック」への出場条件を満たした大坂が出場しても、日本にとっては苦しい戦いとなることが予想される。

スペイン戦では、この時期としては慣れないクレーコート、そしてアウェイの雰囲気に飲み込まれたが、今度はホームで意地を見せることができるか注目だ。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「フェドカップ」予選ラウンドでの大坂

(Photo by Quality Sport Images/Getty Images)