! インスタグラムで24万5千人のフォロワーを持つ柔道女子48キロ級のダリア・ビロディド(ウクライナ)が五輪イヤーの初戦で表彰台の頂点に上がった。この階級は、谷亮子(旧姓・田村)らが築いてきた日本の看板階級だ。半年後の東京五輪でも、競技発祥国の日本にとって避けては通れない強敵になる。

 172センチの長身を武器とするビロディドは8日、約4カ月ぶりの実戦となるグランドスラム(GS)パリに出場した。長い手足を生かして次々と相手を寝技の攻防で抑え込み、初戦の2回戦から3連勝。準決勝は地元のフランス選手に苦戦しながらも延長で勝ち上がった。決勝は日本の新鋭、古賀若菜(福岡・南筑高)を相手に一本は取れなかったものの、払い巻き込みで技ありを奪って世界女王の貫禄を示した。

 ただ、本人の満足度は高くなかったようで、「今日は大変な日で色々なミスもした。課題を改善して次に向けて頑張っていきたい」と反省を口にした。取材を5分で切り上げ、笑顔は少なかった。