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 欧州以外の国・地域で争う大会、フィギュアスケートの四大陸選手権。最終日の9日は男子フリーがあり、ショートプログラム(SP)1位の羽生結弦(ANA)が初優勝を狙う。

 SPの世界最高得点を更新した圧巻の演技から一夜明けた8日、フィギュアスケート男子の羽生結弦(ANA)はサブリンクで公式練習に臨んだ。SPと同じく、フリーも平昌五輪で金メダルを獲得した曲「SEIMEI」に戻す予定だ。

 羽生は上下黒色の練習着に身を包み、ジャンプは4回転ルッツを繰り返し跳んだ。助走の軌道を入念に確認し、何度か1、2回転で軽く跳び、最後は少し乱れたが4回転も着氷。五輪後にルール改正があり、平昌時より演技時間は30秒短くなり、ジャンプも1本減った。五輪と同じ曲目とはいえ、羽生は「また違ったものを見せたい」と話している。

 SPは平昌時の「バラード第1番」に戻し、「何も考えずに滑れた」と無心で舞った。4回転―3回転の連続トーループなど全3本のジャンプを鮮やかに決め、自身のSP世界最高得点を1・29点上回る111・82点で首位に立った。男子フリーは9日にある。(大西史恭)