! 雪不足で開催が危ぶまれていた冬季国体スキー競技会「とやま・なんと国体2020」が予定通り行われることになった。主催の日本スポーツ協会と富山県が7日、発表した。5~6日の降雪で富山、南砺両市の会場に雪が積もって開催のめどが立ったといい、関係者は胸をなで下ろした。

 16~19日に両市で4競技(ジャイアントスラローム、クロスカントリー、スペシャルジャンプ、コンバインド)が行われる。県内での国体スキー競技会の開催は20年ぶり。

 富山地方気象台の観測では、県内の8観測所では先月、1センチ以上の積雪が記録されなかった。ジャイアントスラローム会場の「たいらスキー場」(南砺市梨谷)は一時、休業した。

 しかし5日からの雪で、県によると7日午前に同スキー場で約100センチ、クロスカントリー会場の「たいらクロスカントリーコース」(同市小来栖)で約90センチの積雪を記録した。

 「涙が出た」。県スキー連盟の長田一政理事長は、6日朝に雪が積もっているのを見た瞬間をそう振り返り、「このタイミングで降るなんて神がかってる」。年明け以降、連盟の関係者らと、たいらスキー場やクロスカントリーコースなどに周辺の雪を集めて運び入れた。多い日には約250人が手伝ったという。