この夏に東京で開催される五輪・パラリンピックは、実は、文化の祭典でもある。五輪憲章が文化行事の開催をうたっているためだ。「文化プログラム」として認証されたイベントが全国各地で開かれているが、県内では28件にとどまっている。

 県民文化祭や、県立美術館(松江市)で開催中の企画展は、外国語やバリアフリーへの対応をうたい、ポスターやちらしなどに「文化プログラム」の認証を受けたことを示すロゴマークをあしらっている。

 国際オリンピック委員会(IOC)の五輪憲章は「開催期間に文化行事を計画しなければならない」と定める。文化プログラムには、大会組織委員会が主催・共催・認証するものや、東京都が認証するものなど複数の種類がある。全国の自治体や団体が参加しやすいのが、「beyond(ビヨンド)2020」だ(「beyond」は「○○をこえて」の意味)。