! 1970年に誕生した福岡市のジュニアラグビークラブ「草ケ江ヤングラガーズ」が2日、同市西区の小戸公園で、恒例の母子ラグビーを開催した。

 母子ラグビーは指導の一環で、クラブの小学4年生とその母親が対戦。クラブOBで副会長の関宗久さん(49)によると、40年ほど前から続く行事だ。小学5年生から本格的な大会に参加するため、4年生の母親がルールを知り、正しい技術を体感する絶好の機会だといい、母親たちは昨年10月からタックルやパスの練習を繰り返した。

 この日は、OBでラグビー大学選手権を制した早稲田大学の下川甲嗣さん(21)も激励に訪れ、「当時は母親の重さに圧倒された。公式戦に出場する5年生を前に、応援する母親とチームが一丸となった」と懐かしそうに語った。

 試合は30―15で母親チームの勝利。出沼航さん(9)の母康子さん(44)が「ラグビーの会話が増え、息子にボールの出し方などを教えてもらった」と話せば、志間文哉さん(10)の母京子さん(42)は2トライを決め、「親離れしていく前に本気でぶつかり合い、いい思い出となった」と満足そうだった。(前田伸也)