! 今冬の降雪量が記録的に少なかった富山県内で、先月31日から1日にかけて冬型の気圧配置が強まり、山間部を中心に雪が降った。雪不足に悩まされていた一部のスキー場は営業を再開。ゲレンデには、この日を待ちわびたスキーヤーらの歓声がこだました。

 富山市原の立山山麓(さんろく)スキー場では1日、山頂付近の上中級者向けコースに60センチほどの雪が積もり、10日ぶりに営業を再開した。スキー場を運営する大山観光開発の北野良昭社長(64)によると、この冬、営業できたのは1月の6日間だけだったという。「これほど雪が少ないのは初めて。一日も早く全面で営業できるように雪が降ってほしい」と話す。

 ゲレンデでは、多くのスキーヤーやスノーボーダーが降り積もった新雪の感触を確かめながら、大きなシュプールを描いていた。父親と訪れ、今年初めてのスキーを楽しんだ立山町の佐伯心優(みゆ)さん(12)と優芽(ゆめ)さん(7)は「雪がやわらかくて気持ちいい。楽しかった」と笑顔で話した。(野田佑介)