! 陸上の第103回日本選手権・室内競技の第1日が1日、大阪市の大阪城ホールであり、男子60メートル障害決勝でフライング失格者が続出し、最後は半数の4人でのレースとなった。

 同種目の予選では、従来の室内日本記録7秒75を5選手が更新。レベルの高い勝負が期待された決勝だったが、最初のスタートの合図で5~7レーンの3選手が不正スタートと判定され、失格に。予選最速の7秒61で日本記録を塗り替えた金井大旺(たいおう)(ミズノ)もこの中に含まれており、会場はざわついた。

 仕切り直しの2回目でも4レーンの選手が不正スタートとみなされ、結局、半数の4人でのレースに。石川周平(富士通)が7秒69で制したが、後味の悪いレースとなった。

 金井は昨年の日本選手権男子110メートル障害準決勝でもフライングで失格になっていた。いずれも規定より1千分の1秒、早くスタートを切ったとされる。レース後に抗議をしたが、判定は覆らなかった。予選で日本新記録を出した笑顔はすっかり消え、「悔しい気持ちでいっぱい」と肩を落として会場を後にした。(山口裕起)