ラグビーの南半球最高峰リーグ、スーパーラグビーの国内開幕戦が1日、福岡・レベルファイブスタジアムであり、日本のサンウルブズ(SW)がレベルズ(豪州)を36-27で下した。参入5季目のSWが開幕戦で勝つのは初めてで、今季限りでの離脱が決まっているラストシーズンを好発進した。

 SWは前半9分、センター森谷のトライで先制。その後もモールを押し込んでトライを奪うなど22-13とリードして折り返した。

 後半も立ち上がりのトライで優位に立ち、21分には相手ゴール前のスクラムから途中出場のスクラムハーフ斎藤が好パスを送り、この日5個目のトライにつなげた。終盤、レベルズの追い上げをかわし、逃げ切った。

 トップリーグと日程が重なり、今季のSWには昨秋のワールドカップ(W杯)で8強入りした日本代表選手は参加していないが、パナソニックからロックの谷田部や森谷が参加。天理大ウィングのフィフィタや早大の斎藤ら次の日本代表を目指す若手も加わっている。

 日本の指導者として初めてSWの指揮を執る大久保直弥ヘッドコーチは「ファンの中にはSWは大丈夫かという声もあったようなので、我々が寄せ集めでないということがわかってもらえてうれしい。一生忘れられない勝利になった」と話した。

 豪州地区に所属するSWは5月までレギュラーシーズン計16試合を戦い、次戦は15日に東京・秩父宮にチーフス(ニュージーランド)を迎える。