! さいたま市は31日、2020年度当初予算案を発表した。一般会計は前年度比59億円(1・1%)増の5627億円と5年連続で過去最高額を更新した。東京五輪に向けた市の魅力発信や、防災・減災に向けた取り組みに重点を置いた。17の特別・企業会計と合わせた予算全体は同9億円(0・1%)減の1兆58億円だった。

 東京五輪では、市内のさいたまスーパーアリーナと埼玉スタジアムがそれぞれバスケットボールとサッカーの競技会場となっており、来訪者は約160万人と見込まれている。清水勇人市長は将来の歳入確保につなげることを念頭に「企業を呼び込み多くの人に住んでもらうための呼び水となるような魅力発信をする」と強調した。

 前年度予算の約2千万円から3億8247万円に拡充した「おもてなしアクションプラン推進事業」では、五輪会場周辺や主要駅に市独自の装飾を施して祝祭ムードを演出し、暑さ対策として袋に詰めた雪を配って「おもてなし」をする計画だ。来訪者の市内観光を促すための回遊バスも運行する。