! 大相撲初場所で26日、奈良県出身力士としては1922(大正11)年以来98年ぶりの優勝を果たした徳勝龍。パブリックビューイング(PV)があった奈良市役所は熱気に包まれた。

 午後3時半の開場前から大勢の人が列をなし、会場は立ち見が出るほど。先頭に並んでいた会社員の増井孝充(たかみち)さん(52)=東京都台東区=は奈良市出身。このために在来線を乗り継いでやってきた。「98年ぶりの奈良出身力士が優勝する瞬間を、相撲発祥の地(と伝わる)奈良で応援したい」

 午後5時半ごろ、徳勝龍が土俵に上がると市民らは固唾(かたず)をのんで2台の大型テレビを見つめた。優勝が決まった瞬間、「わー」「やばい!」と沸き立ち、飛び上がって喜んだ。