11日、日本山岳・スポーツクライミング協会が行った2019シーズンの表彰式で優秀選手賞を受賞した野口啓代が、表彰式後に報道陣の囲み取材に応じ、オフの過ごし方や五輪に向けての意気込みを語った。野口の主な一問一答は以下の通り。

-年が明けて、オリンピックが近づいてきた感じはするか。
「今までオリンピックは来年だと思っていたのが今年になって、緊張を感じる」

-年末年始は実家で過ごしたのか。
「実家の壁でトレーニングしていた。31日は夜遅くまで練習していて、そのあとは家族とご飯を食べながら年を明けた。連日オリンピック特集を目にすることが多く、本当にもうすぐやってくるんだなという感じがしている」

-オフシーズンはどのように過ごしていた?
「11月にお仕事で海外に行く機会があり、その時に1週間ほどオフを挟んで、それからはずっとトレーニングをしている。寒くてスピードの練習があまりできていないので、リードやボルダリングの練習が多い」

-スピードの壁が自宅に建ったという話だが。
「実家にできたが、まだ半分外のような状態で、寒さで練習できていない。明日から(オーストリアの)インスブルックへ代表合宿に行くので、そこでは室内でスピードの練習もできると思う」

-オリンピックまでどういう形で準備をしていく?
「2~3月は3種目のジャパンカップに参加して、4月からはまたW杯に参戦する予定。2019シーズンと同じように、ボルダーは4戦ほどを考えていて、リードも2戦参戦して、オリンピックを迎えられたらいいなと思っている」

-ジャパンカップは自身最後の出場になるが、どういう位置づけで臨んでいく?
「全てのジャパンカップが最後になる。特にボルダリングのジャパンカップには思い入れがある。今年で15回目になるが、昨年優勝できず2位で終わっているので、今年はもちろん優勝を目指したい」

-クライミングを始めてちょうど20年になる。
「11歳でクライミングをはじめて、今年31歳になる年で、ちょうど20年。人生の3分の2がクライミングで、(その競技人生は)長かった。記憶に残っているのはクライミングのことばかりで、クライミングをやる前のことは覚えていないくらい」

-今年のテーマは?
「元日の書初めで『最』という字を書いた。色んな意味があるが、オリンピックが私にとって最初で最後という意味もあるし、最高のパフォーマンスをしたいという意味もある。最初で最後、最高のパフォーマンスをしたい」

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編集部