「ワールドカップ(W杯)ロス」から2カ月余。熊谷にラグビーの季節がやってきた。国内最高峰のトップリーグ(TL)=朝日新聞社後援=が12日開幕。熊谷ラグビー場で行われたパナソニック―クボタには1万7722人の観客が集まった。熊谷ではパナソニックの試合を中心に5月までに12試合が行われる。

 W杯出場選手は、パナソニックに日本代表6人と優勝した南アフリカ代表など3人、クボタにも日本代表ラブスカフニ(南ア出身)と強豪国の3人がいて、13人全員が出場した。

 前半17分、熊谷市出身のパナソニックSO山沢拓也がサイドラインぎりぎりにキックパス。これがW杯で「フェラーリ」と言われた快足WTB福岡堅樹につながり最初のトライ。4分後にも福岡は約50メートルを華麗なステップで走り切ってトライを挙げた。「笑わない男」として有名になった稲垣啓太や堀江翔太らW杯組が登場したり退場したりするたびに大きな声援が上がっていた。パナソニックが34―11で勝利した。

 W杯でラブスカフニ(愛称ラピース)のファンになった横浜市の川島紀子さん(42)は「パナソニックには有名な選手がたくさんいるので見に来た。ラピースのクボタは負けたけど大満足」と喜んでいた。(坂井俊彦)