第98回全国高校サッカー選手権大会は11日、さいたま市の埼玉スタジアムで準決勝があり、帝京長岡は前回大会覇者の青森山田に1―2で敗れた。終始ボールを保持し、相手ゴールに迫ったが、好機を生かし切れなかった。

 帝京長岡は序盤から、持ち味の細かくつなぐパスで再三好機を作った。だが、相手GKを中心とする堅守に阻まれ続け、逆に前半16分、左サイドを連係で突破され、クロスからヘディングで先制された。さらに追加点を許し、2点差とされた後半32分にはMF田中克幸選手(3年)が中盤からドリブルでゴール前まで持ち込んで左足を振り抜き、1点差に追い上げたが、反撃はそこまでだった。

 シュート数は青森山田の6本に対し、帝京長岡はおよそ3倍の17本。決定力が勝敗を分けた。古沢徹監督は試合後、「相手が1枚も2枚も上手だった。率直に悔しい」。県勢初の準決勝の舞台については、「長岡で育った選手が楽しそうにピッチを駆け巡り、感慨深かった」と振り返った。