日本初開催となった1964年の東京五輪・パラリンピックは、日本の障害者スポーツの原点だ。近藤秀夫さん(84)=高知県安芸市=は車いすバスケットボールの選手として出場した。大会後、東京都町田市に採用され、当時珍しかった車いすの公務員として話題を集めた。

 16歳で脊髄(せきずい)を損傷する事故に遭う。

 福岡県田川市の炭鉱でトロッコが走るレールを運ぶ仕事をしていて、ほかの作業員が足を滑らせて全ての重さを私が受けました。背中がくの字に曲がり、目が覚めると病院で寝たきり状態になっていました。