7月24日に開幕する東京五輪の卓球日本代表が内定した。開幕200日前となった6日、日本協会が発表した。張本智和(16)=木下グループ=は、日本男子最年少で代表に選出。女子は前回2016年リオデジャネイロ大会の団体銅メダルの伊藤美誠(みま)(スターツ)が、初のシングルス代表をつかんだ。日本オリンピック委員会の承認を経て、正式な代表となる。

 伊藤と同学年の19歳で幼い頃から「みうみまコンビ」として切磋琢磨(せっさたくま)してきた平野美宇(日本生命)は、団体戦要員で初の五輪代表を射止めた。リオ大会で男子史上初めてのメダル(シングルス銅、団体銀)を獲得した水谷隼(木下グループ)は、団体戦要員で4大会連続の五輪代表となる。

 東京大会から初採用される混合ダブルス代表は、当初、代表候補6人から強化本部が「最高のペアリング」を推薦することとしていた。だが「実力、実績、ランキングから、考えは変わらない」(倉嶋洋介・男子監督)などの理由で、国際大会で実績を残し、ともに静岡県磐田市出身の水谷、伊藤組を選んだ。

 東京五輪の卓球代表選手は、男女とも各国・地域で最大3人ずつ(シングルスは同2人ずつ、残り1人ずつは団体戦要員)。日本協会はシングルス代表を「今年1月の世界ランク上位2選手」とする基準を設定。男子は5位の張本に加え、リオ大会団体銀で15位の丹羽孝希(25)=スヴェンソン=が3大会連続の出場。女子は3位の伊藤と9位の石川佳純(全農)が出場を決めた。26歳の石川は12年ロンドン大会団体銀、リオ大会団体銅に続いて、3大会連続のメダルをめざす。

 団体戦要員の3人目は、日本協会の強化本部が「シングルス代表とダブルスが組め、団体戦のシングルスとダブルスで活躍が期待できる選手」を推薦。男女とも世界ランクで日本勢3番手につける16位の水谷、11位の平野を選んだ。

 平野は石川とシングルス代表の座を最終盤まで争い、国際大会では石川とダブルスを組んで実績を重ねてきた。30歳を迎えて腰などに不安を抱える水谷は、ダブルス巧者でリオ大会団体銀の吉村真晴(名古屋ダイハツ)らと比較されたが、国際大会での豊富な経験を買われた。