第98回全国高校サッカー選手権大会は2日、2回戦があり、3年ぶりの県代表となった市船橋はフクダ電子アリーナ(千葉市中央区)で日章学園(宮崎)と対戦した。互いに無得点のままもつれ込んだPK戦で6―7で敗れた。

 市船橋は、日章学園の4本を上回る10本のシュートを放ち、終始攻めたが、粘り強い守りを崩せなかった。後半にはパスをつなぎ、何度も好機をつくったが、決めきれなかった。PK戦では、日章学園の7人目がネットを揺らすと、市船橋の選手たちはグラウンドに倒れ込んだ。

 試合後、波多秀吾監督は「チャンスは多くつくれたが最後の一手が遠かった。選手それぞれの力を最大限に引き出してあげられなかった」と話した。主将でMFの町田雄亮選手(3年)は「とても悔しい。これが全国の難しさ。互いにチャンスがあったが、いい守備をして点が入らなかった。やってきたことを結果で証明できなかったのはつらい。この経験をいかして来年は優勝してほしい」。卒業後もJリーグの清水エスパルスでサッカーを続ける予定のFWの鈴木唯人選手(3年)は「(相手チームからマークされ、)いい形でボールが入ってこなかった部分もあるが、全ては自分の力不足。基本からやり直すつもりでひたすら努力したい」と話した。(佐藤瑞季)