サッカーの第99回天皇杯全日本選手権大会が1日、新しくなった東京・国立競技場であり、神戸が2―0で鹿島を破って、1995年のクラブ創設以来初となるタイトルを獲得した。この優勝により、神戸は来季のアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)出場権を獲得した。

 新しい国立競技場のスポーツ大会のこけら落としで、今夏に開かれる東京五輪・パラリンピックのメイン会場での一戦。初の決勝に進んだ神戸は前半18分、FWポドルスキが左サイドから左足でシュートを放った。鹿島GK権純泰にはじかれたが、そのボールが鹿島の守備選手に当たってはね返り、オウンゴールで先制した。同38分にはMF西の右クロスを鹿島の守備がクリアできず、こぼれ球をFW藤本が押し込んで加点した。後半は守勢に回る時間も長かったが、無失点で逃げ切った。

 今季限りで引退する元スペイン代表FWビジャも試合終了間際に途中出場した。2010年ワールドカップ(W杯)南アフリカ大会で得点王に輝いたストライカーの花道を、優勝で飾った。

 2月8日に埼玉スタジアムで開催される富士ゼロックス・スーパーカップは、神戸とJ1優勝の横浜マが対戦する。