第98回全国高校サッカー選手権大会の1回戦があった12月31日、初出場となった県代表の五條は、神奈川県川崎市の等々力陸上競技場で仙台育英(宮城)と対戦した。1―1からのPK戦の末に敗れ、初勝利はならなかった。

 前半は互いに相手を崩しきれず、両チームとも無得点のままだった。五條は後半5分、コーナーキックをFW菅田剛平(こうへい)選手(3年)がヘディングで合わせて先制。一方、仙台育英は18分、フリーキックからのこぼれ球を決め、追いついた。PK戦では仙台育英が3連続で成功。五條は相手GKの好セーブもあり、一度もゴールを決められず0―3で敗戦が決まった。

 試合後、菅田選手は「県予選では無得点だったので、全国で決められてうれしかった。あと1点取れば勝てていたのにと悔いが残ります」。池田達哉主将(3年)は「前半に守備をしっかり固めて、後半に先制できたのはよかった。全国でいい経験ができたと思う。仲間にありがとうと言いたいし、後輩たちにはまたこの舞台に帰ってきてほしいです」と話した。(桜井健至)