大阪府東大阪市の花園ラグビー場で30日に行われた第99回全国高校ラグビー大会2回戦で、県代表の静岡聖光学院はBシードで昨年ベスト4の強豪、流通経大柏(千葉)に56―5で敗れた。パワーとスピードで勝る相手の勢いを抑えられなかった。

 25年連続、27回目の出場の流通経大柏は先発のFW陣の平均身長が181センチ、平均体重が97キロ。同172センチ、86キロの聖光学院との体格差が際立った。

 静岡聖光学院は前半で5トライを奪われ35失点。35―0で迎えた前半終了間際、チームを牽引(けんいん)してきた主将の左CTB大西馨汰(けいた)(3年)が脳振盪(しんとう)で病院に運ばれた。「キャプテンのために」と一丸となったチームは後半10分、敵陣ゴール前右中間ラックからSH平野史也(3年)がSO高橋謙(2年)につなぎ高橋が右隅にキック。右WTB赤津圭哉(2年)が押さえて意地の1トライを決めた。その後も相手ゴール前にキックを蹴り込み好機をつくったが、相手の猛攻が続き、後半に3トライを決められ56―5で試合を終えた。