第72回全国高校バスケットボール選手権大会(ソフトバンクウインターカップ、朝日新聞社など主催)は27日、男子準々決勝に福岡第一と福岡大大濠が出場し、ともに準決勝進出を決めた。準決勝で、第一は東山(京都)と、大濠は北陸(福井)とぶつかる。

 福岡大大濠は、延岡学園(宮崎)との九州勢対決を63―52で制した。

 立ち上がりはゾーンディフェンスを攻めあぐねたが、第2Q、相手の攻守の乱れを突いて田邉太一選手(3年)や平松克樹選手(2年)が、夏から磨いてきたというディフェンスからの速攻を仕掛ける。ブロックショットで得点を防ぎながら、追いすがる相手をかわした。

 後半に点差を広げられないことなど課題を残したが、目標としてきた「福岡第一を破っての優勝」に一歩近づいた。

 福岡第一は、前回3位の桜丘(愛知)に87―48で快勝した。相手のゾーンディフェンスをものともせず、第1Qから18点差をつける猛攻。キエキエ・トピー・アリ選手(2年)のダンクや河村勇輝主将(3年)がドリブルで切り込んで放つアシストパスが光った。

 河村主将が「メインコートでふっきれたのか、持ち味が出た」という神田壮一郎選手(3年)は14得点、8リバウンドと活躍。チームは「試合の雰囲気に慣れてきて、シュートの精度やコミュニケーションが良くなってきた」といい、ますます勢いに乗る。(宮坂知樹)