第72回全国高校バスケットボール選手権大会(ソフトバンクウインターカップ=朝日新聞社など主催)は24日、東京・武蔵野の森総合スポーツプラザなどであり、秋田代表の男子・能代工は1回戦で福井商に106―56で完勝した。

 速く走り、パスを散らし、相手の守備を崩す。能代工の早わざがさえた。空いた外側のスペースに入り込み、決めた3点シュートは13本。そのうちチーム最多の5本を入れたのが、佐々木駿汰選手(2年)だ。計23得点を挙げて勝利に貢献し、「能代工らしいボール展開でシュートが打てました」と喜んだ。

 全国大会の強豪には、留学生らの高さを生かすチームが多い。能代工が迎え撃つには、ゴールから離れたところで打つ3点シュートが重要になる。そのため選手たちはボールを早く回し、外側にスペースをつくることを意識してきた。小野秀二監督は「コートを広く使って打つ3点シュートを武器にしている。今日は佐々木が安定していた」とたたえた。

 佐々木選手は、自主練習で3点シュートを一日200本打ち、精度を高めてきた。大事な初戦で成果を出し、「うれしい。次の試合も強気で狙っていきます」と張り切っていた。(渡部耕平)