前夜に世界ボクシング協会(WBA)ミドル級タイトル初防衛に成功した村田諒太(33)=帝拳=は一夜明けた24日、東京都内で記者会見した。左目周りが大きく腫れたためサングラスをかけて登場。「勝たなきゃいけない試合をKOで勝てたことは及第点をあげられる」と表情を緩めた。関係者によると、次戦はビッグネームに照準を定め、“待ち”の姿勢を貫くという。

 村田の視界にあるのは、元3団体統一王者で現国際ボクシング連盟(IBF)王者のゲンナジー・ゴロフキン(カザフスタン)と、4階級王者のサウル・アルバレス(メキシコ)。ともに世界を代表するミドル級のスター選手。所属の帝拳ジムの本田会長は「村田はゴロフキン戦かアルバレス戦が決まるまで、他の試合はしない。期日を決めずに待つことにした」と明かした。

 実現の可能性は高まっている。23日に挑戦者のスティーブン・バトラー(カナダ)に5回TKO勝ちした直後、会見でゴロフキンをマネジメントする世界的なプロモーター、ボブ・アラム氏が「村田に次は東京で大きな試合を用意したい。東京五輪前、東京ドームでやりたい」と発言。