東京五輪の聖火リレーの県内ルートについて、内堀雅雄知事は23日、「復興に向けて挑戦を続ける福島の姿や魅力を広く発信できるルートだと思う」と述べた。知事は日頃から「福島の光も影も見てもらう」と公言しているが、ルート上の影の部分について説明を求めても答えなかった。

 内堀知事はルートについて、「実行委員会で丁寧に協議し、市町村、組織委員会と意見交換して決定した」と説明。その上で「近隣市町村が連携して地域の魅力を発信するなど、福島の未来を担う子どもたちに夢と希望を与え、多くの住民が関われる聖火リレーとなるよう取り組む」と述べた。

 一方、会見で「今回のルートが福島の今を伝えるのに最適だと思うか。知事の言う『影』とはどこか」と聞いても、知事は具体的には答えず、「聖火のスタートなどで発言する機会がある。そういった機会で国内外に発信したいと考えている」と述べるにとどめた。