札幌市への移転決定から、1カ月半あまり。2020年東京五輪のマラソンコースが19日決まった。大通公園を発着点に、市中心部を変則的に3周するコースだ。

 1周目が市中心部の20キロ。2周目と3周目は、1周目のうち北海道大学などがある北半分の約10キロを使う。スタート後は、テレビ映りをよくするほか、距離不足を補うため大通公園を2往復する。

 8キロ付近までは緩やかに20メートルほど上るが、あとは全体的に平らで走りやすい。樹木が多く木陰ができる北海道大学キャンパス内を3回通ることで暑さにも配慮した。「よほど暑くならなければ、五輪記録が出るのでは」と話す組織委関係者もいる。

 コースで意見が対立した組織委と世界陸連は、この変則的な周回コースを落としどころとした。