17日発表された東京五輪の聖火リレーのランナーで、岐阜県の区間にタレントのみやぞんさんが選ばれたことが、地元で波紋を呼んでいる。みやぞんさんは東京都足立区出身で、岐阜県とのゆかりは知られていない。県は19日に急きょ記者会見を開き、推薦理由などを説明した。

 岐阜県によると、この日午後4時までに、みやぞんさんについて「岐阜県とのゆかりが少ないのではないか」という指摘や、選ばれた理由を尋ねる電話などが17件あった。

 県によると、みやぞんさんは聖火リレーが通る大垣市の推薦だった。大垣市は俳人・松尾芭蕉の「奥の細道」の結びの地とされている。みやぞんさんの出身地の足立区は「奥の細道」の出発地の一つとされ、みやぞんさんに明るく、スポーツのイメージがあるために推薦したという。大垣市の小川敏市長はこの日、「奥の細道を県内外に広くPRできることを期待して推薦した。内定を大変うれしく思うとともに、ぜひ大垣市を走っていただけることを期待している」とのコメントを発表した。