8日にあった第10回奈良マラソンのマラソン男子の部で初優勝した山本芳弘さん(36)が18日、地元である天理市の市役所を訪れ、並河健市長らに報告した。

 山本さんは天理市出身。小学2年の頃から陸上競技を始め、市内の県立添上高校卒業後、トヨタ紡織(愛知)へ。全日本実業団駅伝に11回出場し、モンゴル国際マラソンで優勝するなど活躍。現在は大和ハウスグループのスポーツクラブ会社の社員。天理市在住。

 奈良マラソン出場は前回に続いて2回目。前回は「テレビに映ろうという野心で前に出過ぎてしまいました」と4位だった理由を並河市長らに説明。「今回は抑え気味に走り、30キロの手前の上りで少しペースを上げました」。市長からは「奈良の陸上を盛り上げてほしい」と言われた。

 終了後の取材に、今後の目標は「奈良県に実業団をつくること。受け皿がないので選手は奈良を出ていく」と話した。奈良マラソン出場はこの目標を発信できるのではないかと思ったからで、「来年も出ます」と明言した。(石川和彦)