2020年東京五輪の聖火リレーで、千葉県は17日、来年7月2~4日に県内を走るランナー67人とルートの詳細を発表した。ランナーの年齢層は10~90代と幅広く、障害者や外国籍の人も走る。途中、五輪競技会場の砂浜を走ったり、舟で川を移動したりもする。

 県内の聖火リレーは1区間約200メートルで、3日間で計51キロを258の人や団体が走る。このうち大会組織委員会とパートナー企業が選んだ走者を除き、県が選ぶ人・団体の枠は66。県公募枠(33)は応募があった5779人(倍率175倍)の中から選ばれ、市町村推薦枠(33)も決まった。うち6人は他のランナーとの調整で組織委が内定を保留し、ほかに2人は県が公表の意思を確認中としている。

 県はランナーの選定に際し、多様性を重視した。年齢は12~93歳(走行日現在)と幅広く、五輪経験者や福祉活動従事者、酪農家のほか、障害者が9人、外国籍の人が4人いる。1区間にはグループランナーとして、東日本大震災で津波被害を受けた旭市立飯岡中の在校生と卒業生の10人1組を選んだ。各ランナーが何日目に走るかは公表されたが、どの区間を何番目に走るかは来年3月ごろに明らかになる。