幸手市民が投票で選ぶ今年の「日本一幸せな人」は、男子が米プロバスケットボールで活躍する八村塁さん、女子はプロゴルファーで全英女子オープンで優勝した渋野日向子さん――。市名にちなみ埼玉県幸手市が30年以上続ける「ハッピーハンド事業」で、投票を主催した幸手青年会議所が16日、結果を市に伝えた。

 八村さんの父ザカリ・ジャビルさんはアフリカのベナン出身で、来年の東京五輪・パラリンピックで幸手が同国のホストタウン。11月10日の市民まつりで投票を呼びかけた際は、ジャビルさんが五輪に向けた交流行事で自宅のある富山市から会場を訪れていた。

 八村さんの獲得票は435票。2位で423票を集めたラグビーのリーチ・マイケルさんに投票日午前中は押され気味だったが、午後に逆転したという。女子は渋野さんが400票を集め、2位に222票だった俳優の広瀬すずさんが続いた。

 幸手青年会議所は手形をもらう交渉に入る。最近は入手が難しくなっているが、宮沢大地理事長は「ホストタウンとしてつながりができた八村さんに何とかお願いしたい」と話した。(高橋町彰)