世界反ドーピング機関(WADA)の決定で、東京五輪・パラリンピックから除外される可能性が高まったロシア選手団。テコンドーの選手らが事前合宿を予定している石川県穴水町教育委員会の樋爪友一事務局長(58)は「残念だが、受け入れをやめるという判断はしていない。国や他の自治体の動向を見ながら検討したい」としている。

 WADAは、厳格な審査を通った選手が個人参加することは認めた。樋爪事務局長は「個人を受け入れるのも選択肢の一つ。町としての方向性はまだ出ていないが、準備を進める」。

 町では今年9月、千葉で開かれた国際大会に出場するテコンドーのロシア代表が事前合宿を行った。町は練習用にと、マットを購入。ロシア代表は地元の小中学生とも交流したといい、「子どもたちは喜び、いい刺激を受けていた」と振り返る。穴水町は、選手らとの交流を進んでする「ホストタウン」にも登録されている。