山形市総合スポーツセンタースケート場の配管が破損し、今季の営業開始が15日にずれ込んだ問題で、県スケート連盟の奥山誠治会長らが10日、市役所に佐藤孝弘市長を訪ね、新しいスケートリンクの建設を求める要望書を手渡した。同連盟は、協力を求めて県にも要望する方針という。

 要望書では、スケート場は建設から30年が経過し、昨年2月にもポンプの故障で2日間休業したとして「もはや改修だけでは対応できない」と強調。バンクーバー五輪銅メダリストの加藤条治選手らが輩出した山形中央高校を始め、スピードスケートの強い県なのに施設環境は決して恵まれていない、などと訴えた。

 奥山会長は、配管故障の影響で今年の国体県予選などが中止になったことに触れて「選手も(青森県の)八戸で練習するなど苦労している。一日も早く新しいリンクを建設してほしい」。佐藤市長は「できる限りの努力はしたい」などと述べた。